やなか高齢者在宅サービスセンター

管理栄養士便り⑬ 茨城県郷土料理『いわしのパイタ焼き』

8月の郷土料理は茨城県の『いわしのパイタ焼き』を提供しました。『パイタ焼き』は、サンマやイワシの漁獲量が多い茨城県で、もともとは漁師食だったそうです。生姜とねぎをたっぷり入れて、味噌で味付けをします。どれもイワシと相性の良い食材でごはんのおかずとしてもピッタリでした。
すり身にとろろを加えることでパサパサ感をなくし、よりまとまりが出て高齢者にも食べやすく仕上がりました☆ 咀嚼力が弱い方も「やわらかくて食べやすかった」とおっしゃって下さいました。

以前から、ご利用者様と話をしていると「魚は骨が気になって・・」。特に、いわしは小骨が多いため、食べるのを避けているという声が多く聞かれていました。今回のように、すり身にすることで食べやすくなります。スーパーには缶詰も沢山あります。缶詰は骨までやわらかくなっているので、お好みの薬味と一緒に混ぜ御飯にしてもよいでしょう♪
イワシには、血液中の悪玉コレステロールを下げる働きをするIPA(イコサペンタエン酸)や、カルシウムが豊富に含まれます。是非積極的に食べていただきたい食材です!

さて、昨日(8月4日)は『栄養の日』でした。
たのしく食べて、未来の笑顔をつくる、そのきっかけの日です。
これからも皆さんが元気でお過ごしになれるよう、そのお手伝いをさせていただきたいと思っています。
食事のこと、栄養のこと、ご遠慮なくご相談ください♪